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[連載]天に一番近くに住む人々最終回

ラフ族のふるさとムメミメへいく……
「このあたりです。ラフ族の王国があったムメミメは」と案内役の膨志清さんは少し興奮気味に言って車を止めた。盆地といってよいだろうか、黒江という川のほとりに突然ひらけてきた(盆地といっても、雲南の谷からみれば平影ともいえるのだろうか、。)
ダイエー君は呆然と立っている。「これか、ムメミメは何度も何度も村のおじいちゃんたちから話を聞いてきた。僕らの国だったところ」。ダイエー君がつくり出しつつあるタイの小さな「ラフ農村開発協会」の空間とパラレルになるように、その平野(盆地)は突如として目の前にあったのだった。僕たちはダイエーのふるさと雲南にやってきたのだ。
ラフ族王国があったムメミメ。砂糖黍工場を背景に田植えをする

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